あなたはどの温泉に入ったことがありますか

1. 単純温泉

名湯と呼ばれる温泉に多い

泉温は25℃以上あっても、含有成分がどれも規定量に達しない温泉の総称。刺激が少なく、効能もさまざまなので広く利用されています。
★効能:疲労回復、神経痛、不眠症、動脈硬化、高血圧など

2. 単純二酸化炭素泉(単純炭酸泉)

低温のわりに保温効果が高い

血管の拡張が強まるので血圧が下がります。日本では少ない温泉。
★効能:運動麻痺、筋・関節痛、打撲、高血圧、動脈硬化、切り傷、冷え性、更年期障害、不妊症など

3. 炭酸水素塩泉(重炭酸土類泉・重曹泉)

「冷の湯」と呼ばれ、入浴後は清涼感があります

アルカリ性の泉質で重炭酸土類泉、重曹泉の2種類があります。
★効能:筋・関節痛、打撲、切り傷、慢性皮膚病など

4. 塩化物泉(食塩泉)

高齢者、回復期の病人に最適

海水の成分に似た食塩を含んでいます。入浴後、肌についた食塩が汗の蒸発を防ぐため保温効果は抜群。
★効能:筋・関節痛、打撲、ねんざ、冷え性、慢性婦人病、不妊症など

5. 硫酸塩泉

動脈硬化の予防に。沈静作用も

カルシウムを含む石膏泉(せっこうせん)、ナトリウムを含む芒硝泉(ぼうしょうせん)、マグネシウムを含む正苦味泉(せいくみせん)の3つに分けられます。
★効能:疲石膏泉…リウマチ、打ち身、切り傷、やけどなど
芒硝泉…高血圧、動脈硬化、外傷など
正苦味泉…石膏泉、芒硝泉と同じ

6. 含鉄泉(鉄泉)

源泉に近く酸化していない含鉄泉が良い

炭酸鉄泉、緑ばん泉の2つに分けられます。湧き出した当初は無色透明ですが酸素に触れると茶褐色に変色し、効能も弱まります。
★効能:貧血、リウマチ、更年期障害、子宮発育不全、慢性湿疹など

7. 硫黄(いおう)泉(硫黄泉・硫化水素泉)

刺激が強く、湯あたり、湯ただれに注意

硫化水素ガス特有のにおいが特徴。血管を拡張させる作用があります。換気が悪いと中毒になることも。
★効能:高血圧、動脈硬化、慢性皮膚病、関節痛など

8. 酸性泉(明ばん泉)

湯ただれの予防に、入浴後は真水で洗い流しましょう

肌に染みる強い刺激があります。肌の弱い人は湯ただれをおこす場合も。慢性的な皮膚病の治療などに利用されます。
★効能:慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病、水虫など

9. 放射能泉

吸入法が最も効果的

微量の放射能を含みラジウム泉、ラドン温泉とも呼ばれます。皮膚や呼吸器から吸収されますが、入浴後はすぐに排出されるので心配はありません。
★効能:高血圧、動脈硬化、神経痛、リウマチ、鎮静作用、痛風など